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iPhone 5sで若年層を取り込んだY!mobile

iPhone 5s」で若年層を取り込んだY!mobile――SIMフリー戦略や「Y」との連携はどうなる？3月に「iPhone 5s」を発売し、SIMカードの販売も強化するなど、Y!mobileが攻めています。MVNOとも競合するので、脅威に感じている会社もあるでしょう。一方でYahoo!との連携は薄まった感もあります。そんなY!mobileの最新戦略を聞いてみました。Y!mobile（ワイモバイル）が好調です。ソフトバンクグループの代表取締役社長兼CEO、孫正義氏が「稼ぎ頭」と呼ぶほどで、その勢いは、家電量販店などの店頭からも伝わってきます。もともとラインアップしていたミドルレンジのAndroidスマートフォンに加えて、春商戦にはiPhone 5sを導入。学生を中心に、販売数を伸ばしているのです。SIMカードのみの販売にも力を入れ始めています。ヨドバシカメラなどの大手家電量販店には、SIMロックフリースマートフォンを並べたコーナーができ、MNPには“キャッシュバック”も付けます。こうしたSIMカードの単体販売はMVNOの十八番だっただけに、その勢いを警戒する会社もあるようです。それでは、Y!mobileの人気の秘密はどこにあるのでしょうか。ソフトバンク執行役員の寺尾氏　率直に、スマホが非常に伸びています。こうなった大きな変化は2つありました。1つが、大手キャリアの動きが、総務省のご指導によって止まってしまったこと。MVNOの皆さんも血気盛んだと思いますが、そちらも含め、われわれにも興味が向いてきたのです。