マカオ、カジノで負けた中国人男女が観光名所周辺でスリ繰り返す

目下、中国本土の国慶節大型連休期間中とあり、マカオの市街地は多くの旅客で賑わっています。マカオ治安警察局では、特に人混みの激しい世界遺産「セナド広場」及び「聖ポール天主堂跡」周辺の土産店や路上でスリ被害が多発しているとし、巡回を強化して臨んでいるとのことです。同局の発表によれば、10月4日午後2時45分頃、私服警察官が聖ポール天主堂跡近くで2人の挙動不審な男女を発見しました。エリア周辺を徘徊し、2人で位置を調整しながら通行人の所持品を狙っているのが確認されたが、成功しなかった様子だったということです。その後、2人が急ぎ足で現場を離れようとしたため、私服警察官が身分を明かして職務質問を行ないましたた。この際、女の所持品から盗んだものとみられるスマートフォンを発見したのです。このスマートフォンについて、旅客から午後1時30分頃に盗まれたと被害届が出されていたものと一致しました。また、女がホテルに荷物を預けていたことがわかり、ホテルで中身を調べたところ、盗んだものとみられる12台のスマートフォンが見つかりました。

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