長期利用に向けた取り組み

11月5日、2016年度第2四半期の連結決算を発表時のKDDIの田中社長の話の中で、長期にauを使ってもらうための取り組みとして、「長期優待データギフト」と「アップグレードプログラム」を紹介しています。しかし、タスクフォースでは、より少ない容量(月間1Gバイト)のプランや、端末の買い換え頻度の差による料金面での不公平さの是正を求める意見が多く出ているのです。質疑でその点を問われた田中社長は、先進国との携帯料金の比較や、ネットワークの先進性を踏まえると「決して高くない」との認識を示したのです。その上で、現在の料金体系でも「高い」という声を真摯(しんし)に受け止め、タスクフォースでの議論がある程度進んだ段階で対策を検討する姿勢も示しています。会見後の囲み取材の中で、インセンティブ(販売奨励金)やキャッシュバックに対しての姿勢も問われています。田中社長は、「過度なものは良くない」とする一方で、「ある程度の販売奨励金を入れないと何年か前の(携帯電話の販売台数が落ち込んだ)状況に戻ってしまう」と発言しています。これは、10万円近いハイエンド端末が人気の中心にある日本市場の中で完全になくすことは困難という認識を示したものです。

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